弁護士相談サービスの代理店募集3選|LegalBase・ベンナビcrownの報酬・OEMの仕組みと注意点【2026年最新】

口コミの誹謗中傷、無断キャンセル、従業員とのトラブル、カスハラ――店舗や中小企業の経営では法律の悩みが繰り返し起こりますが、「この程度で弁護士に相談していいのか」「費用が高そう」と相談をためらう経営者は少なくありません。こうした悩みに応える月額制の弁護士相談サービスを代理店として扱えば、すでに取引のある店舗や会員に新しい付加価値を提案し、契約が続く限り継続収益を得られます。
本記事では、弁護士相談サービスの代理店の仕組みと、ビズリサーチに掲載中の代理店募集3選(LegalBaseBeauty・LegalBaseグルメ・ベンナビcrown)を報酬・提案先で比較し、OEMと代理販売の違い、販売時に必ず確認したい弁護士法のルールまで解説します。
この記事でわかること
- 弁護士相談サービスの代理店の仕組み(月額サービスの販売)
- 弁護士相談サービスの代理店募集3選の比較表
- OEMと代理販売の違いと選び方
- 紹介料・非弁提携など、弁護士法上の注意点
この記事の結論
弁護士相談サービスの代理店は、店舗・中小企業・個人が月額で弁護士に相談できるサービスを、既存顧客や会員に販売して継続収益を得るビジネスです。ビズリサーチ掲載の3件はいずれも株式会社アシロが提供し、初期費用・加盟金0円、法律相談は弁護士が対応します。報酬は代理販売なら月額料金の65〜80%、OEMなら卸値と販売価格の差額です。美容サロンや飲食店に出入りしている営業会社、保険・不動産・会員サービスの事業者に向いています。販売は「月額サービスの提供」にとどめ、個別の案件をあっせんして対価を受け取る形にしないことが重要です。
目次
1.弁護士相談サービスの代理店とは|「案件の紹介」ではなく「月額サービスの販売」
弁護士相談サービスの代理店は、提供会社が運営する月額制の法律相談サービスを、自社の顧客や会員に販売する事業者です。利用者は月額料金を払うことで、トラブルが起きたときに弁護士へ相談できる窓口を持てます。相談への回答や事件の対応は弁護士が行い、代理店は「相談できる環境」を届ける役割を担います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 代理店が扱うもの | 月額制の弁護士相談サービス(自社ブランドのOEM、または提供会社ブランドの代理販売) |
| 代理店の役割 | 既存顧客・会員への提案と販売。OEMの場合は請求・顧客対応も自社で行う |
| 弁護士の役割 | 法律相談への回答、必要に応じた受任・事件対応 |
| 代理店の収益 | 代理販売は月額料金の一定割合、OEMは卸値と販売価格の差額(いずれも契約継続中は毎月) |
保険の付帯サービスのように、既存の商品やサービスに「法務の安心」を組み合わせて提案できるのが特徴です。
1 - 1.店舗・中小企業が抱える法律の悩みと、相談のハードル
データで見る相談ニーズの背景
- 飲食店の無断キャンセル(No show)による損失は、業界全体で年間約2,000億円と推計されています(経済産業省「No show(飲食店における無断キャンセル)対策レポート」2018年11月)。
- いつでも相談できる体制をつくる従来の方法は顧問契約で、提供会社の資料では常設の相談窓口の相場を月額3〜5万円として比較しています。
美容サロンでは施術後の肌トラブルや広告表現(薬機法・景品表示法)、飲食店では口コミの誹謗中傷や未払い金、個人では近隣トラブル・相続・労働問題など、法律の悩みは業種や立場を問わず起こります。一方で、少額の問題で弁護士を探すのは手間がかかり、顧問契約は小規模な事業者には負担が大きいのが実情です。月額数千円で相談窓口を持てるサービスは、このすき間を埋める選択肢として提案できます。
2.【比較表】弁護士相談サービスの代理店募集3選
ビズリサーチに掲載中の、弁護士相談サービスの代理店募集を比較しました(2026年11月2日時点の掲載内容。いずれも募集中であることを確認しています)。
| 募集 | 主な利用者 | 代理販売の収益 | OEMの卸値 | 初期費用 |
|---|---|---|---|---|
| LegalBaseBeauty | 美容サロン | 月額2,980円(税抜)の65%=1契約月1,937円 | 月額1,000円 | 0円(加盟金0円) |
| LegalBaseグルメ | 飲食店 | 月額2,980円(税抜)の65%=1契約月1,937円 | 月額1,000円 | 0円(加盟金0円) |
| ベンナビcrown | 個人(企業の顧客・会員) | 1名月額500円(税抜)の80%=1名月400円 | 月額100円 | 0円(加盟金0円) |
3件とも、法律相談・弁護士検索ポータル「ベンナビ」シリーズを運営する株式会社アシロ(2009年設立)の募集です。代理販売なら契約・課金・解約・サポート対応は同社が担当します。
2 - 1.1. 美容サロン向け「LegalBaseBeauty」
施術トラブル、口コミ・誹謗中傷、無断キャンセル、広告表現・薬機法、労務、カスハラなど、美容サロン特有の法律トラブルに知見のある弁護士へ相談できる月額制サービスです。1つの事案につき1回、30分間の弁護士相談を無料で利用できます。美容商材・美容機器の販売会社、予約管理・POSなどの店舗DX支援会社、MEOやSNS運用の集客会社が、普段の商談に「法務の安心」を加える商材として扱えます。法律商材が初めての企業向けに研修と販売資料が用意されています。
| 提供会社 | 株式会社アシロ |
|---|---|
| 主な利用者 | 美容室・理容室・エステ・脱毛・ネイル・アイラッシュなどの美容サロン |
| 代理店の収益 | 代理販売:月額2,980円(税抜)の65%(1契約月1,937円)/OEM:卸値月額1,000円と販売価格の差額 |
| 初期費用 | 0円(加盟金0円) |
2 - 2.2. 飲食店向け「LegalBaseグルメ」
口コミ・誹謗中傷、無断キャンセル、未払い金、従業員トラブル、不動産、カスハラなど、飲食店で起こりやすい法律トラブルを弁護士に相談できる月額制サービスです。こちらも1つの事案につき1回、30分間の相談を無料で利用できます。POSレジ・決済・モバイルオーダーなどの店舗DX支援会社、デリバリーやMEOの営業会社、食材・酒類の卸会社など、飲食店と日常的に取引がある企業と相性が良い商材です。
| 提供会社 | 株式会社アシロ |
|---|---|
| 主な利用者 | 個人経営店から多店舗展開企業までの飲食店 |
| 代理店の収益 | 代理販売:月額2,980円(税抜)の65%(1契約月1,937円)/OEM:卸値月額1,000円と販売価格の差額 |
| 初期費用 | 0円(加盟金0円) |
2 - 3.3. 個人・会員向け「ベンナビcrown」
近隣トラブル、交通事故、離婚、相続、労働問題、借金、ネットトラブルなど、日常の法律問題について、利用者が自分に合った弁護士を探して面談予約まで進められる個人向けの弁護士相談サービスです。月間訪問ユーザー約180万人の「ベンナビ」の基盤を活用しています。保険代理店、不動産管理・住設保証会社、会員制サービスや福利厚生サービスの運営会社が、既存の顧客・会員向けの付帯サービスとして組み込みやすいのが特徴です。OEMでは、イオン保険サービス株式会社が専用ブランド「リーガルメイト」として提供している事例があります。
| 提供会社 | 株式会社アシロ |
|---|---|
| 主な利用者 | 企業の顧客・会員(個人) |
| 代理店の収益 | 代理販売:1名月額500円(税抜)の80%(1名月400円)/OEM:卸値月額100円と販売価格の差額 |
| 初期費用 | 0円(加盟金0円) |
3.OEMと代理販売の違い|自社に合うのはどちら?
3件とも、自社ブランドで展開する「OEM」と、提供会社のブランドのまま販売する「代理販売」を選べます。
| 項目 | OEM | 代理販売 |
|---|---|---|
| ブランド | 自社ブランド | LegalBase・ベンナビcrownのブランドのまま |
| 販売価格 | 自社で自由に設定 | 提供会社の定価 |
| 契約・課金・解約・サポート | 自社で対応 | 提供会社(アシロ)が対応 |
| 収益 | 卸値と販売価格の差額 | 月額料金の一定割合(65%または80%) |
| 向いている事業者 | 既存サービスとセットにしたい、会員プランに組み込みたい | 運用負担を抑えて販売に集中したい |
OEMは価格設計の自由度が高い一方で、請求や問い合わせ対応の体制が必要です。まずは代理販売で顧客の反応を確かめ、手応えがあればOEMを検討する進め方もあります。
4.必ず確認したい弁護士法のルール|紹介料・非弁提携に注意
法律に関わる商材を扱う際は、弁護士法のルールを理解しておくことが欠かせません。
- 非弁行為の禁止(弁護士法72条):弁護士でない者が、報酬を得る目的で法律事件に関する法律事務を取り扱ったり、その周旋(あっせん)を業として行ったりすることは禁止されています。
- 非弁提携の禁止(弁護士法27条):弁護士は、72条などに違反する者から事件の周旋を受けたり、名義を利用させたりしてはいけません。
- 紹介の対価の禁止(弁護士職務基本規程13条):弁護士が事件の紹介を受けたことの対価を支払ったり受け取ったりすることは、職務基本規程で禁じられています。
代理店として扱うのは、あくまで月額制の相談サービスの販売です。個別の案件を特定の弁護士につないで、その対価を受け取る形にしないこと、相談内容に自ら法的な回答をしないことを徹底しましょう。報酬の発生条件や契約の仕組みは、資料請求の段階で本部に確認し、不安があれば自社の顧問弁護士にも相談することをおすすめします。
5.弁護士相談サービスの代理店に向いている事業者
| 事業者 | 提案しやすい募集 | 提案のきっかけ |
|---|---|---|
| 美容商材・美容機器の販売会社、サロン向けの集客・予約システム会社 | LegalBaseBeauty | 口コミ対策や広告表現の相談、スタッフの労務 |
| POS・決済・モバイルオーダーなど飲食店向けの営業会社、食材・酒類の卸 | LegalBaseグルメ | 無断キャンセルや口コミのトラブル、未払い金 |
| 保険代理店・金融関連サービス | ベンナビcrown | 契約者向けの付帯サービス |
| 不動産管理・住設保証・会員制サービスの運営会社 | ベンナビcrown | 入居者・会員向けの付加価値 |
すでに継続的な取引がある顧客を持っている事業者ほど、月額サービスを追加しやすく、契約の継続による収益も積み上げやすくなります。
6.まとめ|既存顧客に「法務の安心」を加えて継続収益をつくる
弁護士相談サービスの代理店は、店舗・中小企業・個人が抱える法律の悩みに、月額制の相談窓口という形で応えるビジネスです。ビズリサーチ掲載の3件はいずれも初期費用・加盟金0円で、法律相談は弁護士が対応します。自社の顧客層に合うサービス(美容サロン・飲食店・個人会員)を選び、OEMか代理販売かを決めたうえで、弁護士法のルールに沿った販売方法を本部に確認して始めましょう。
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■ 参考資料・出典
- TableCheck「経済産業省『No show対策レポート』発表に関するプレスリリース」(2018年11月)
- e-Gov法令検索「弁護士法」
- 日本弁護士連合会「弁護士職務基本規程」(会規第70号)
- 株式会社アシロ「LegalBaseBeauty」「LegalBaseグルメ」「ベンナビcrown」代理店募集ページ(ビズリサーチ掲載情報、2026年11月2日時点)
7 - 1.弁護士相談サービスの代理店とは何ですか?
中小企業・店舗・個人が月額制で弁護士に相談できるサービスを、提供会社に代わって既存顧客や会員に販売する事業者です。法律相談そのものには弁護士が対応するため、代理店が相談に回答する必要はありません。
7 - 2.法律の知識がなくても代理店になれますか?
なれます。ビズリサーチ掲載のLegalBase(美容サロン向け・飲食店向け)とベンナビcrownは、いずれも法律相談を弁護士が担当し、代理店向けに販売資料が用意されています。LegalBaseBeautyでは商品内容や提案ポイントを学べる研修もあります。
7 - 3.弁護士相談サービスの代理店の報酬はどのくらいですか?
LegalBaseの代理販売は月額2,980円(税抜)の65%にあたる1契約あたり月額1,937円、ベンナビcrownの代理販売は1名あたり月額500円(税抜)の80%にあたる月額400円が継続収益です。OEMの場合は、卸値(LegalBaseは月額1,000円、ベンナビcrownは月額100円)と自社で決めた販売価格との差額が収益になります(2026年11月時点の掲載情報)。


