【2026年最新】AIコール(自動架電・音声AI)サービスおすすめ9選を比較!料金形態・費用目安・選び方を解説

テレアポやコールセンター業務における深刻な人手不足を背景に、AIコール(自動架電・音声AI)サービスの導入が急速に拡大しています。生成AIを活用した自然な会話が可能になったことで、従来の定型的なIVR(自動音声応答)から、人間らしい対話ができるAIエージェントへと進化を遂げました。
本記事では、市場をリードするPKSHA Technology、急成長中のIVRyといった主要プレイヤーから、近年注目を集める生成AI活用スタートアップまで、9社の主要AIコールサービスを徹底比較します。
この記事の結論
AIコール(音声AI)は、電話応対を人工知能で自動化するサービスで、問い合わせに答える「受電対応型」と、AIが発信する「自動架電型」の2種類があります。生成AIの進化で人間らしい会話が可能になり、人手不足対策として導入が急拡大しています。目的に合うタイプ、会話の自然さ、既存電話番号との連携の3点で選びましょう。
この記事でわかること
- 日本国内で導入実績のある主要AIコール9社の特徴・違い
- 料金体系・導入費用の相場
- 受電型・架電型など活用シーン別の選択ポイント
- 導入時の注意点と最新の生成AI活用事例
目次
1.はじめに
テレアポやコールセンター業務における深刻な人手不足を背景に、AIコール(自動架電・音声AI)サービスの導入が急速に拡大しています。生成AIを活用した自然な会話が可能になったことで、従来の定型的なIVR(自動音声応答)から、人間らしい対話ができるAIエージェントへと進化を遂げました。
営業電話の自動化、カスタマーサポートの24時間対応化、予約受付の無人化など、活用シーンは多岐にわたります。本記事では、市場をリードするPKSHA Technology、急成長中のIVRyといった主要プレイヤーから、近年注目を集める生成AI活用スタートアップまで、9社の主要AIコールサービスを徹底比較します。
2.そもそも「AIコール」とは?
AIコール(音声AI)とは、人工知能を活用して電話応対を自動化する技術・サービスの総称です。大きく分けて以下の2つのタイプがあります。
- 受電対応型(インバウンド):顧客からの問い合わせ電話にAIが自動応答するタイプ。カスタマーサポート、予約受付、一次窓口対応などに活用される。
- 自動架電型(アウトバウンド):AIが自動的に発信し、営業アポイントの獲得やアンケート調査、督促連絡などを行うタイプ。テレアポ業務の効率化に活用される。
従来のIVR(自動音声応答)は「1でお問い合わせ、2でご注文」のような定型的なプッシュ操作が中心でしたが、近年は生成AI(LLM)を組み合わせることで、自由な発話内容を認識し、文脈に応じた自然な受け答えが可能になっています。これにより、これまで人間でなければ対応できなかった複雑な問い合わせにも、AIが一次対応できる範囲が急速に広がっています。
3.料金形態3パターン
①月額固定+従量課金制
基本利用料に加え、通話時間や通話件数に応じた従量課金が発生する方式。IVRyなど中小企業向けサービスに多く、月額数千円〜数万円程度から始められます。
②フリープラン+段階的課金
無料プランを提供し、機能拡張や通話数増加に応じて料金が上がっていく方式。スモールスタートしたい企業に向いています。
③カスタム見積(エンタープライズ型)
通話量、必要機能、カスタマイズ要件をヒアリングした上で個別見積もりを行う方式。大企業向けの高機能サービスに多く採用されています。
いずれの場合も、初期のシナリオ設計・音声チューニング費用が別途発生するケースが多いため、月額費用だけでなく導入時の総コストで比較することが重要です。
4.選ぶ際の3つのポイント
①受電型か架電型か、活用目的との適合性
カスタマーサポートの効率化が目的なら受電対応型、テレアポ営業の効率化が目的なら自動架電型と、目的に応じたタイプ選びが重要です。
②生成AI活用による会話の自然さ
定型的なプッシュ操作のみか、自由な発話を認識できる生成AI型かによって、顧客体験が大きく変わります。導入前にデモで実際の会話品質を確認しましょう。
③既存の電話番号・PBXとの連携性
既存の代表電話番号をそのまま利用できるか、クラウドPBXとの連携が可能かなど、既存インフラとの親和性を確認することも重要です。
5.比較表
主要9社を一覧比較できる表です。詳細は各社の項目をご参照ください。
| サービス名 | 提供企業 | タイプ | 主な特徴 | 料金目安 | 公式URL |
|---|---|---|---|---|---|
| PKSHA VoiceAgent | PKSHA Technology | 受電対応型 | ボイスボット市場シェアNo.1(富士キメラ総研調べ)、LLM搭載 | カスタム見積 | https://aisaas.pkshatech.com/voicebot/ |
| IVRy(アイブリー) | 株式会社IVRy | 受電対応型 | 累計60,000アカウント(2026年5月時点)、フリープランあり | ¥0〜(有料はスターター月額¥3,980〜・税抜) | https://ivry.jp/ |
| MOBI VOICE | モビルス株式会社 | 受電対応型 | 生成AIを活用したAIエージェント型ボイスボット、金融機関の導入事例 | 要問合せ | https://mobilus.co.jp/service/voice |
| COTOHA Voice DX Premium | NTTドコモビジネス | 受電対応型 | 複数AIエンジンでヒアリングから後続処理まで自動化 | 要問合せ | https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-vdxp.html |
| fondesk IVR | 株式会社うるる | 受電対応型 | 無人の電話自動応答。AIオペレーター(ベータ版)で用件を聞き取り | 初期費用0円・月額2,980円+従量(税抜) | https://ivr.fondesk.jp/ |
| CallCall-IVR | ルーシッド株式会社 | 受電対応型 | 最大110言語の音声認識、平均86.4%の電話業務を自動化(同社調べ) | 要問合せ | https://callcall.jp/ |
| Reco(レコ) | StepAI | 自動架電型 | ノーコードで構築できる音声AIエージェント | 要問合せ | https://www.stepai.co.jp/ |
| nocall | nocall株式会社 | 自動架電型 | 双方向対応、営業電話自動化に特化したスタートアップ | 要問合せ | https://nocall.ai/ |
| Mico Voice AI | 株式会社Mico | 自動架電型 | AIコール×SMS・LINEのクロスチャネル設計 | 要問合せ | https://mico-inc.com/ |
6 - 1.PKSHA VoiceAgent
提供企業:株式会社PKSHA Technology
特徴
ボイスボット市場でシェアNo.1(富士キメラ総研「2026 生成AI/AIエージェントで飛躍するAI市場総調査 市場編」でシェア24.7%)の音声AIサービス(旧称PKSHA Voicebot)。LLMを搭載し、ノーコードで対話フローを作成できる。「AI-IVRプラン」と「自動応答プラン」の2つのプランがあり、金融・保険・自治体など幅広い業界で導入が進む。
料金目安:カスタム見積(要問合せ)
対象企業:コールセンター規模の大きいエンタープライズ企業。
公式URL
6 - 2.IVRy(アイブリー)
提供企業:株式会社IVRy
特徴
累計60,000アカウント(2026年5月時点)を突破した受電対応AI電話サービス。デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査で自動対話システム市場No.1。フリープランがあり、即日導入できる手軽さが強み。生成AIを活用した自然な応対にも対応。
料金目安:フリー¥0(月30着電まで)、スターター月額¥3,980〜、スタンダード月額¥6,480〜、アドバンス月額¥10,480〜(税抜。別途、電話番号維持費・従量料金)。コールセンター向けは個別見積
対象企業:コストを抑えてまず試したい中小企業・店舗事業者。
公式URL
6 - 3.MOBI VOICE
提供企業:モビルス株式会社
特徴
生成AIを活用した「AIエージェント型ボイスボット」。ノーコードでシナリオを作成でき、外部システムと連携して本人認証・在庫確認・予約管理まで自動化できる。受付完了率70%超の事例があり、横浜銀行など金融機関での導入事例も豊富。
料金目安:要問合せ
対象企業:大量の問い合わせに対応する必要がある金融・大企業。
公式URL
6 - 4.COTOHA Voice DX Premium
提供企業:NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ)
特徴
複数のAIエンジンを組み合わせ、問い合わせのヒアリングから後続処理までを自動化する音声応対サービス。SMS送信・アウトバウンド・オペレーター転送に対応し、運用後のチューニングで応対完了率を高められる(電力会社の事例で50%→80%)。導入期間の目安は約3〜6か月。
料金目安:要問合せ
対象企業:高精度な言語処理を求めるエンタープライズ企業。
公式URL
https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-vdxp.html
6 - 5.fondesk IVR
提供企業:株式会社うるる
特徴
有人の電話代行「fondesk」とは別の、無人の電話自動応答サービス。音声案内・番号分岐・録音の文字起こし・SMS・転送が基本プランに含まれ、AIオペレーター(ベータ版)がAIで用件を聞き取る。
料金目安:初期費用なし、月額2,980円(電話番号レンタル付き・税抜)+従量課金(着信通話3円/分、AIオペレーター通話22円/分など)
対象企業:電話代行からAI化への移行を検討する中小企業。
公式URL
6 - 6.CallCall-IVR
提供企業:ルーシッド株式会社
特徴
AI音声認識で最大110言語に対応するAI電話自動応答サービス。導入企業の平均で86.4%の電話業務を自動化(同社調べ)。チャット通知・SMS・外部システム連携・AI要約に対応し、外国人対応が必要な自治体などでも導入されている。
料金目安:要問合せ
対象企業:多言語対応が必要な自治体・グローバル企業。
公式URL
7 - 1.Reco(レコ)
提供企業:StepAI
特徴
ノーコードで構築できる音声AIエージェント。督促・リマインド、見込み顧客の判別、フォローアップなどの架電を自動化し、受電フローにも対応する。一斉架電・転送・録音・文字起こし・CRM連携の機能を備える。
料金目安:要問合せ
対象企業:営業電話の自動化を進めたい成長中のBtoB企業。
公式URL
7 - 2.nocall
提供企業:nocall株式会社
特徴
発信・受信の双方向対応が可能な自動架電サービス。営業電話の自動化に特化しており、生成AIを活用した自然な会話が特徴。急成長中の音声AIスタートアップ。
料金目安:要問合せ
対象企業:営業電話業務を効率化したいスタートアップ・中小企業。
公式URL
7 - 3.Mico Voice AI
提供企業:株式会社Mico
特徴
B2Cエンタープライズ向けのCXプラットフォームの一製品。AIコールとSMS・LINEを連携させたクロスチャネル設計で、電話がつながらない場合はSMSを自動送信し、必要に応じてオペレーターに転送する。人材・保険分野での掘り起こしや応募者への架電の事例が中心。
料金目安:要問合せ
対象企業:テレアポ業務を自動化したい営業組織。
公式URL
8.選び方まとめ
カスタマーサポートの一次対応を自動化したい → PKSHA VoiceAgent、IVRyなど受電対応型が有力
営業電話・テレアポ業務を自動化したい → Reco、nocall、Mico Voice AIなど自動架電型のスタートアップサービスがおすすめ
まずは低コスト・小規模で試したい → IVRyのフリープランが入り口として最適
多言語対応や自治体向けの利用を検討している → CallCall-IVRの110言語対応が強力
大規模なコールセンターで高い処理能力が必要 → MOBI VOICE、COTOHA Voice DX Premiumなどエンタープライズ向けを検討
9 - 1.AIコール(音声AI)とは何ですか?
AIコール(音声AI)とは、人工知能を活用して電話応対を自動化する技術・サービスの総称です。顧客からの電話に自動応答する「受電対応型(インバウンド)」と、AIが自動で発信する「自動架電型(アウトバウンド)」の2種類があります。
9 - 2.従来のIVR(自動音声応答)とAIコールの違いは何ですか?
従来のIVRは「1番を押してください」のようなプッシュ操作による定型的な応答が中心でした。生成AIを活用したAIコールは、自由な発話を理解して人間らしい自然な対話ができる点が大きな違いです。
9 - 3.AIコールの料金相場はどのくらいですか?
AIコールの料金は、月額固定+従量課金制、フリープラン+段階的課金、カスタム見積(エンタープライズ型)の3パターンが中心です。中小企業向けサービスでは月額数千円〜数万円程度から始められ、IVRyのように無料プランを提供するサービスもあります。
9 - 4.営業電話(テレアポ)を自動化できるAIコールはありますか?
あります。自動架電型のReco(StepAI)、nocall(nocall株式会社)、Mico Voice AI(株式会社Mico)などは、生成AIによる自然な会話で架電業務を自動化できます。
9 - 5.AIコールの市場規模はどのくらいですか?
デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査によると、2024年度の国内の自動対話システム市場(チャットボット+ボイスボット)は232億円(前年比21.3%増)で、そのうちボイスボット(音声型)は49億円でした。2030年度には市場全体で700億円規模を突破すると予測されています。人手不足対策や24時間対応のニーズが市場拡大を後押ししています。
9 - 6.AIコールを選ぶときのポイントは何ですか?
AIコールは、①受電型か架電型かなど目的との適合性、②生成AIによる会話の自然さ(デモで確認)、③既存の電話番号やクラウドPBXとの連携性の3点で選ぶのがポイントです。
10.まとめ
AIコール市場は、生成AIの進化を追い風に急速に拡大しています。デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査によると、2024年度の国内の自動対話システム市場(チャットボット+ボイスボット)は232億円(前年比21.3%増)で、そのうちボイスボット(音声型)は49億円でした。2030年度には市場全体で700億円規模を突破すると予測されています。人手不足対策、24時間対応ニーズ、業務効率化を背景に、今後もさらに多くの企業が導入を進めていくでしょう。
本記事で紹介した9社は、市場をリードする大手から、近年注目を集める生成AIスタートアップまで幅広くカバーしています。まずは無料デモやトライアルを活用し、自社の業務内容・規模に合った音声AIサービスを見極めることをおすすめします。
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- 代理店募集一覧(ジャンル別・報酬タイプ別)|掲載中の代理店募集をジャンル別にまとめて比較
■ 参考資料・出典
- デロイト トーマツ ミック経済研究所「自動対話システム市場の現状と展望 2026年版」
- 矢野経済研究所「コールセンターサービス・コンタクトセンターソリューション市場に関する調査」
- IVRy 料金
- fondesk IVR
- NTT AI電話サービス(2026年4月に新規受付終了)
※掲載情報は2026年10月時点で各社の公式サイト等を確認したものです。料金・条件は変更される場合があるため、最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。