介護・福祉フランチャイズの選び方|訪問看護・放課後デイ・児童発達支援の開業資金と注意点【2026年最新】

高齢化と、発達に支援が必要な子どもの増加を背景に、介護・福祉分野のフランチャイズに参入する事業者が増えています。国の報酬(介護報酬・障害福祉サービス等報酬)を収益の柱にできるため、景気の影響を受けにくい一方、指定基準や人員要件、行政の監査など、一般のフランチャイズとは異なる注意点があります。
本記事では、訪問看護・放課後等デイサービス・児童発達支援を中心に、市場規模、開業資金、選び方を公的データで解説し、ビズリサーチに掲載中の介護・福祉フランチャイズと代理店募集を紹介します。
この記事でわかること
- 介護・福祉フランチャイズの市場規模(公的データ)
- 主なジャンル別の開業要件と資金の目安
- メリットと、一般のFCとは異なる注意点
- ビズリサーチ掲載の介護・福祉フランチャイズ
- FC以外の参入方法(代理店・紹介パートナー)
この記事の結論
介護・福祉フランチャイズは、国の報酬(介護報酬・障害福祉サービス等報酬)を収益の柱にでき、景気の影響を受けにくい事業です。厚生労働省の調査では、2024年10月時点で放課後等デイサービスは22,643事業所、児童発達支援は14,855事業所あり、訪問看護ステーションも稼働18,754か所(2025年4月)と増加が続いています。一方で、有資格者の確保、指定申請、3年ごとの報酬改定、行政の監査など一般のFCにはない難しさがあるため、人材採用と制度対応を支える本部を選ぶことが重要です。
目次
- 介護・福祉フランチャイズの市場規模
- 主なジャンル別の開業要件と資金の目安
- 介護・福祉フランチャイズのメリットと注意点
- ビズリサーチ掲載|介護・福祉フランチャイズ
- 3つの介護・福祉フランチャイズの比較
- FC以外の参入方法|介護・福祉の代理店・紹介パートナー
- 身元引受サービスの紹介パートナー|老人ホーム紹介・介護事業者向け
- 高齢者生活支援パートナー|介護・看護の経験を活かす
- 総合地域パートナー|紹介+生活支援で2つの収入
- 医療・福祉向け集客・採用支援サービスの代理店
- 失敗しない介護・福祉フランチャイズの選び方
- 介護・福祉フランチャイズに関するよくある質問(FAQ)
- 介護・福祉フランチャイズにはどんな種類がありますか?
- 介護・福祉フランチャイズは個人でも開業できますか?
- 訪問看護ステーションの開業要件は?
- 介護・福祉フランチャイズのリスクは?
- 放課後等デイサービスの事業所数は?
- 大きな投資をせずに介護・福祉分野に参入する方法は?
- まとめ|人材と制度対応を支える本部を選ぶ
1.介護・福祉フランチャイズの市場規模
介護・福祉サービスは、国の制度に基づく報酬で運営される事業です。厚生労働省の調査によると、障害のある子どもを支援する事業所は年々増えており、訪問看護ステーションも増加が続いています。
| サービス | 事業所数 | 利用者数など | 出典 |
|---|---|---|---|
| 放課後等デイサービス | 22,643事業所 | 633,631人 | 厚生労働省「社会福祉施設等調査」(2024年10月1日) |
| 児童発達支援 | 14,855事業所 | 272,333人 | 同上 |
| 訪問看護ステーション | 18,754か所(稼働中) | — | 全国訪問看護事業協会(2025年4月1日) |
また、2024年度の報酬改定では、介護報酬が+1.59%、障害福祉サービス等報酬が+1.12%の引き上げとなりました。需要は増えている一方で、報酬の算定ルールは3年ごとの改定で変わるため、制度の動向を追い続ける必要があります。
2.主なジャンル別の開業要件と資金の目安
| ジャンル | 主な内容 | 開業の主な要件 | 初期費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 訪問看護ステーション | 看護師が利用者宅を訪問して医療・看護ケアを行う | 看護職員 常勤換算2.5人以上、管理者(看護師等)、法人格 | 約1,000万〜2,000万円 |
| 放課後等デイサービス | 小学生〜高校生の障害児に放課後・休日の療育を提供 | 児童発達支援管理責任者、指導員・保育士、法人格、物件の基準 | 約500万〜1,500万円 |
| 児童発達支援 | 未就学の障害児に療育を提供 | 同上(未就学児向け) | 約500万〜1,500万円 |
※初期費用は物件・人員・地域によって大きく変わります。目安としてご覧ください。
いずれも都道府県や市町村などから指定を受ける必要があり、法人格(株式会社・合同会社・社会福祉法人・NPO法人など)が前提です。人員・設備の基準を満たし、指定を受けてから事業を開始します。
3.介護・福祉フランチャイズのメリットと注意点
メリット
- 景気に左右されにくい:国の報酬(介護給付費・障害福祉サービス費)が収益の柱になる
- 利用者が継続的に通う:契約期間が長く、ストック型の収益になりやすい
- 社会的意義が大きい:地域での信頼や採用面のブランディングにつながる
- 既存事業とのシナジー:保育園・幼稚園、薬局、訪問マッサージ、介護事業者などが参入しやすい
一般のフランチャイズとは異なる注意点
- 人材の確保が最大の課題:看護師や児童発達支援管理責任者など、有資格者がいないと開業も運営もできない
- 報酬改定のリスク:3年ごとの改定で、加算の要件や単価が変わる
- 行政の指導・監査:運営基準を守れないと報酬の返還や指定取消しになる場合がある
- 開業までに時間がかかる:物件探し、人員確保、指定申請で数か月かかるのが一般的
- 地域の総量規制:自治体によっては新規の指定を制限している場合がある
4 - 1.ケアーズ訪問看護ステーション|全国900拠点以上の開業運営を支援
医師の指示に基づき、看護師が利用者の自宅を訪問して医療・介護ケアを行う在宅療養支援サービスです。運営会社は2012年からこの分野に参入し、全国900拠点以上の開業運営を支援しています。加盟者は介護・薬局・福祉系の既存事業者が中心で、2,000万円前後の初期投資が目安です。
| 募集企業 | 4X株式会社 |
|---|---|
| 契約タイプ | フランチャイズ |
| 募集対象 | 法人 |
| 募集エリア | 全国 |
4 - 2.太陽の村|外遊び×不登校支援の放課後等デイサービス
外遊びを中心とした独自のプログラムで、不登校・発達障がいの子どもたちを支援する放課後等デイサービスです。午前中に不登校の子どもを受け入れることで他施設との違いを打ち出せるのが特徴。物件の選定から行政手続き、職員採用、児発管研修、療育プログラムまで本部が伴走します。
| 募集企業 | 株式会社てぃんがーら |
|---|---|
| 契約タイプ | フランチャイズ |
| 募集対象 | 法人 |
| 募集エリア | 全国 |
4 - 3.療育センター エコルド|保育園・幼稚園の新規事業にも
未就学児向けの児童発達支援事業所の開業を支援するフランチャイズです。保育園・幼稚園・認定こども園の新規事業としての参入も想定しており、専用クラウドシステムで記録から国保連請求までを電子化できます。加盟金は保育園等の場合300万円(税抜)、個人の場合400万円(税抜)です。
| 募集企業 | D&I 株式会社 |
|---|---|
| 契約タイプ | フランチャイズ |
| 募集対象 | 個人事業主・法人どちらも |
| 募集エリア | 全国 |
5.3つの介護・福祉フランチャイズの比較
| ブランド | サービス | 対象 | 初期費用の目安 |
|---|---|---|---|
| ケアーズ | 訪問看護ステーション | 高齢者・在宅療養者 | 2,000万円前後 |
| 太陽の村 | 放課後等デイサービス | 小学生〜高校生 | 資料で確認 |
| エコルド | 児童発達支援 | 未就学児 | 加盟金300万〜400万円(税抜)+指導料など |
※2026年10月時点の掲載情報。条件は変わる場合があるため、資料でご確認ください。
6.FC以外の参入方法|介護・福祉の代理店・紹介パートナー
施設を開業するほどの投資は難しくても、介護・医療の現場との接点を活かして、代理店・紹介パートナーとして収益をつくる方法もあります。初期費用0円で始められる募集もあります。
6 - 1.身元引受サービスの紹介パートナー|老人ホーム紹介・介護事業者向け
身寄りのない高齢者の身元引受から金銭管理、生活支援、死後事務までを支える終身サポートサービスの紹介代理店です。紹介するだけで、説明や契約は協会が対応。成約時の紹介報酬は1件7万円〜30万円以上です。初期費用・加盟金0円(月額システム利用料5,000円・税別)。
| 募集企業 | 一般社団法人ロングライフサポート協会 |
|---|---|
| 契約タイプ | 代理店・紹介店 |
| 募集対象 | 個人事業主・法人どちらも |
| 募集エリア | 全国 |
6 - 2.高齢者生活支援パートナー|介護・看護の経験を活かす
身元引受契約後の高齢者に、通院同行や各種手続きの代行などの生活支援を行う業務委託型の代理店です。営業・集客は不要で、1回の出動につき15,000円の報酬。介護福祉士・ケアマネジャー・看護師などの経験を活かせます。
| 募集企業 | 一般社団法人ロングライフサポート協会 |
|---|---|
| 契約タイプ | 代理店・業務委託 |
| 募集対象 | 個人事業主・法人どちらも |
| 募集エリア | 全国 |
6 - 3.総合地域パートナー|紹介+生活支援で2つの収入
紹介と生活支援の両方を地域で一気通貫に担う代理店制度です。訪問介護・訪問看護の運営者や独立したケアマネジャーなど、地域の接点と実務力を持つ事業者に向いています。
| 募集企業 | 一般社団法人ロングライフサポート協会 |
|---|---|
| 契約タイプ | 代理店・業務委託・紹介店 |
| 募集対象 | 個人事業主・法人どちらも |
| 募集エリア | 全国 |
6 - 4.医療・福祉向け集客・採用支援サービスの代理店
医療・福祉施設の集客と採用を支援する2つの特化型サイトを提案する代理店です。採用代行(RPO)では月額1.5万円〜の継続報酬が得られます。医療・福祉・保育分野にネットワークを持つ事業者に向いています。
| 募集企業 | Busifro-Search株式会社 |
|---|---|
| 契約タイプ | 代理店・フランチャイズ |
| 募集対象 | 個人事業主・法人どちらも |
| 募集エリア | 全国 |
7.失敗しない介護・福祉フランチャイズの選び方
- 人材採用の支援があるか:有資格者の採用を本部が支援してくれるか、採用実績はどうか
- 指定申請・行政対応を支援してくれるか:書類作成や行政との協議を支援してくれるか
- 報酬改定への対応力:改定のたびに加算の取り方や運営方法を指導してくれるか
- 運営の質と監査体制:本部が運営基準を守るための指導や内部監査をしているか
- 地域の需要と競合:出店予定地の事業所数、待機児童・利用者数、総量規制を事前に確認する
- 黒字化までの資金計画:利用者が集まるまでの数か月分の運転資金を確保できるか
フランチャイズ選び全般の注意点は「フランチャイズの加盟金・ロイヤリティ相場」もあわせてご覧ください。
▶ 掲載中の募集を一覧で探す
- 代理店募集一覧(ジャンル別・報酬タイプ別)|掲載中の代理店募集をジャンル別にまとめて比較
- フランチャイズ加盟店募集一覧(業種別・開業資金別)|掲載中のフランチャイズ募集を業種・開業資金で比較
8 - 1.介護・福祉フランチャイズにはどんな種類がありますか?
訪問看護ステーション、放課後等デイサービス、児童発達支援、デイサービスなどがあります。いずれも都道府県や市町村などから指定を受けて運営します。
8 - 4.介護・福祉フランチャイズのリスクは?
有資格者の採用が難しいこと、3年ごとの報酬改定で収益が変わること、運営基準を守れないと報酬の返還や指定取消しになる場合があること、自治体によっては新規指定が制限されていることです。
8 - 6.大きな投資をせずに介護・福祉分野に参入する方法は?
身元引受サービスの紹介パートナーや高齢者の生活支援パートナーなど、初期費用0円で始められる代理店・紹介パートナーとして参入する方法があります。






